2016.10.12
ラッパーズディライトを求めて
こんにちは。
西垣です。
最近、世の中にラップがあふれていますよね。
TVをつけたらラップ、Webを開けばラップ、
どこもかしこも、ラップ、ラップ、ラップ…。
BSスカパー「高校生ラップ選手権」や
テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」といった
MCバトル(即興ラップ)番組も人気を博しており、
今、一大ラップムーブメントが起きています。
中学時代からラップを好んで聞いてきた身としては
正直うれしいような、さびしいような複雑な気持ちです。
好きなアイドルには売れてほしいけど、
遠い存在になってほしくないといった、
アレに近い感情かもしれません。
自分の気持ちはさておき、
このムーブメントにより
前述したラップ飽和現象が起きていると思うのですが、
その昔、そんなアドバンテージもなしに
CMにラップミュージックをねじ込んできた
強者がいるのです。
そのCMがこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=slEspu0lnzQ
これは今は亡きDev Largeプロデュースの
JINROの CM。BUDDAファンなら、しびれたはず。
まぁ、言っていることはダジャレですが。
そしてその後、
北の雄、THA BLUE HERBの
ILL-BOSSTINOを起用した
ゲータレードのCMも出てきました。
https://www.youtube.com/watch?v=G1gzz25GBiI
登場する錦織選手に、商品とラップの内容がガチッとはまって、
メッセージ性のあるCMに仕上がっています。
このふたつのCMは、
ふとしたときに思い出すんですよね。
果たして今の世の中で流れているラップCMで、
どれだけのものが思い出されるのでしょうか。
ラップが流行るのもいいですが、
これを一過性のものにせず、
文化として根付くことを、ただただ願うばかりです。
ちょっと長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。
それではまた。西垣でした。