2010.12.02
ah!
いきなりですが、
これは、アメリカのタイポグラフィシーンを先導したと言われる
有名なグラフィックデザイナー・アートディレクターの
ハーブ・ルバリン(1918~1981)の作品。
かっこいいのにどこか愛嬌もあって、
ついつい口に出したくなってしまうのは私だけでしょうか。
言葉の持つコンセプトやイメージが、
シンプルなのに伝わる、さらにかっこいい、
そんな作品の数々は40年以上たった今でも
新鮮に感じます。
下は、1960年代、
彼がアートディレクターを務めた
当時センセーショナルな内容だった雑誌「AVANGARDE」のタイトルロゴ。
ちなみに私たちがよく使用する「AvanGarde Gothic」を
世に送り出したのは彼だそうです。
「写植を早い時期に用いたパイオニアであり、
文字に語らせ、言葉に感情を表現させた、
概念的なタイポグラフィ開発者の名手だった。」
(ハーブ・ルバリン:ggg Books-59 解説より)
タイポグラフィは、私は毎回手こずります…。
下手だなーと痛感します。
そんなとき、もっと落ち込むだろうと思いつつも
彼の作品を見ると、なぜか上向きになれるのは、
やっぱり圧倒的にかっこいいからなのだと思います。
ah! かっこいい!
ハーブ・ルバリン ggg Books 59(スリージーブックス 世界のグラフィックデザインシリ…/ハーブ・ルバリン
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