2016.05.10
【おすすめ漫画 vol.11】風の谷のナウシカ
先月結婚式を挙げました、センダマンです。
気持ちを新たに頑張る所存です、こんにちわ。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
11回目の今回は『アニメージュ』(徳間書店)の誌上にて1982年に発表された、
言わずと知れた名作『風の谷のナウシカ』です。
1984年に宮崎駿監督により劇場版アニメも公開され、
ナウシカといえば劇場版アニメを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
実は劇場版アニメは漫画でいうと2巻-3巻までの話なんです。
漫画は7巻で完結していて、内容の深さと濃さは断然漫画版!
「漫画版を見ずして、ナウシカを語るなかれ」とささやかれるのは、これ故なんですね。
ストーリーをざっくりと説明すると、
科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた終末世界を舞台に、
人と自然の歩むべき道を求める少女ナウシカの姿を描く。
via Wikipedia
まだ小さい頃、おそらく、
金曜ロードショーとかではじめて劇場版アニメを見たと思うんですが、
最初の感想は ”怖いし、なんか気持ち悪い” でした。
だって出てくるのはでかい蟲だし、しかもそれがダンゴムシって。
幼いナウシカの場面で王蟲の幼生を、ナウシカのお父さんが取り上げるシーンの、
あのメロディも物悲しくてなんか嫌だなって思ったのが第一印象でした。
そこから数年、ナウシカの漫画版があると知り、
なんのきなしに読んでみると、
これはもう人生観がひっくり返るほどの衝撃だったんです。
人類皆ナウシカって感じでした。
言いたいことがありすぎて、5回くらいに分けないと伝えきれませんが、
今回は個人的にナウシカのすごい所トップ3を紹介します。
第3位 “危険な遊びが好き”
毒を防ぐマスクをしないと5分で肺が腐ってしまうという
非常に毒性が強い瘴気で満ちた腐海(ふかい)で遊ぶのが好きなところがすごい!
それによって王蟲の完璧な抜け殻を見つけることができました。
第2位 “信念を曲げない”
土鬼の墓所に行った際、それらが未来の人類にとって、
とても重要なものだと知りながら、
自分の信念のため全部壊しました。
すごいけどちょっと恐い。
第1位 “みんなに優しい”
元々は風の谷に侵攻してきたトルメキアのクシャナや、
腐海の植物を兵器として使う土鬼の皇帝など、
本来は憎むべき相手に対しても最終的に優しくすることで、
全ての部族や国をつなぐことができました。すごい!
人と自然が歩むべき道とはいったいどのような道なのでしょうか。
おすすめです。
↓テーマ曲も名曲です。