2017.06.04
ワザナカ犬 りり
ブログ当番がまわってきたら、りりのこと書こうと前から決めてたんですが
いざとなると、なかなか書けずに1ヶ月以上も過ぎてしまいました。
2月26日、りりは3歳という若さで息をひきとりました。
病名は突発性自己免疫性溶血性貧血という原因不明の難病で
ある日突然、自分の免疫が赤血球を破壊するというおそろしい病気でした。
当時は運命や神様を恨んだりもしましたが、今はりりが早く生まれ変わって
また私のところにやってこないかなと思っています。
ワザナカ犬の始まりは、りりが我が家にやってきた話を会社でした時に
「つれてきてー」という一言からでした。
はじめは、子犬だったのと会社がリフォーム中だったので
トイレの場所がたびたび変わったことで、よくみんなの席の近くで粗相をしちゃって。
その節はご迷惑おかけしました。
あと、お客さんにもよく吠え、ちっちゃいのにりりなりに
会社を一生懸命守ってるんだな〜と内心は愛おしく思ってました。
しつけなきゃいけないのに、すみません。
りりは知り合いからのもらい犬だったので、お里のお母さんには
「毎日一緒に出勤できて、会社でも可愛がってもらえて、りりちゃん幸せ者だね〜」とよく言われました。
本当にそう思います。
闘病中はお休みもいただけたので、私も精一杯りりのお世話をすることができたし
最期もちゃんと看取ることができて、会社のみんなには感謝しています。
ありがとうございます。
りりと過ごしたのは、たった3年の短い時間だったけど
家にいる時も会社にいる時も一緒だったので、とても濃密でしあわせな時間でした。
いつもそばにいてくれたから、すごく助けられたし、癒してもらえました。
そして今、いろいろ考えた結果
保護犬の命を救いたいと思っています。
実は、りりを飼う前から保護犬のサイトをみていて何度か申し込んだりもしましたが
結局、知り合いのご縁でりりが我が家にくることになりました。
りりも大人になり、言葉もわかるようになってきたので
もう一匹飼おうと思っていた時に、りりが亡くなってしまいました。
あんなつらい思いはもう二度としたくないけれど、だからといって
もうペットは飼わないと思わないのは、やっぱりりりと過ごした日々が楽しかったからだと思います。
次に迎える子もしあわせにしてあげたいし、なってほしい。
そう思えるようになりました。
北陸3県は、全国でも殺処分が少なく(全国殺処分数 犬1.6万頭、猫6.7万頭)
金沢市では、28年度1頭、石川県全体での犬の殺処分数が15頭になったそうです。
金沢市の山野市長も「犬や猫などの殺処分ゼロのまちをめざす」と述べていて
市では殺処分を減らすため、飼い主のいない猫への不妊・去勢手術への助成や
譲渡のための里親制度などを実施しています。
全ての子が、家族に囲まれて幸せな最期を迎える世の中がくるようにと活動する
石川ドッグレスキューを応援します!
もし、知り合いでペットを飼いたいと思っている方がいらしたら
ぜひ一度、保護犬を検討していただきたいです。