BLOG

2016.01.15

【おすすめ漫画 vol.10】ダンジョン飯

あけましておめでとうございます、センダマンです。
2016年も何卒よろしくお願い申し上げます。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
10回目の今回は『ハルタ』(KADOKAWA エンターブレインBC)で連載中の
『ダンジョン飯』です。
このマンガがすごい!2016(宝島社)でオトコ編1位を獲得したこの作品。
一見、ドラクエみたいな感じで、勇者やら魔法使いやら戦士やらがパーティを組んで、
敵を倒していく古典的なファンタジーのように見えますが、
この漫画、実はグルメ漫画なんです。
とある墓地から突如として現れた巨大な空洞。
そこには一千年の昔に滅亡したはずの黄金の王国があると言われていた。
主人公のライオスは仲間と一緒にダンジョンに挑むものの、
空腹のため深層にてレッドドラゴンに破れてしまう。
その時、ライオスをかばい妹のファリンはドラゴンの餌食に。
辛くもダンジョンから脱出した一行は、妹が消化される前に救出に向かうが、、、
via Wikipedia
スーファミの「トルネコの大冒険」をしたことがある人は分かると思いますが、
どんだけ強い装備や豊富な食料を持っていたとしても、
一度死んでしまうと全部なくなって、また一からやり直しになります。
で、また食料(パン)を拾って集めていくわけなんですが、
ところが、この漫画ではなんと、
そのかわりにモンスターを倒して食ってしまおうという
トンデモな設定なんです。
例えば、
歩くキノコや大サソリのモンスターを水炊きで食ってみたり、
スライムを熱湯でよく洗って乾燥させて高級食材にしてみたり、
人喰い植物をタルト風塩味の焼き物として食ったり、
ダンジョンをクリアするというよりは、
いかにモンスターを美味しく調理するかが丁寧に描かれています。
おなじみのモンスターもそうやって料理されると、
なんか旨そうに見えてしまうのが、不思議な感覚。
モンスターの調理法のレシピの細かさは、
クックパッドに載っていてもおかしくないくらいです。
冬の寒い夜に、モンスター料理はいかがでしょうか。
おすすめです。

Author : senda