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2011.10.17

ブルブル…ブルーバレンタイン

(私のこの↓話で耳にタコができている方々、どうかお許しください。)
2週間ほど前に、
観逃した映画「ブルーバレンタイン」をDVDで鑑賞しました。
予習はしていたので
後味の悪さを覚悟して再生スタート。
約1時間半後、完全にノックアウト…。
結婚生活でお互いの感情が変化しすれ違っていく夫婦の
どうしようもない現実を、
2人が恋し始めた輝かしい過去と交差させながら、
愛が移ろいでいく様子をかなりリアルに描いた映画。
全くこの生々しさったら…ホラー映画よりよっぽど怖いです。
うちでは旦那とケンカすると、
よく「ビデオに撮ってどっちが悪いか観てみたい」って話になるけど、
まさにそれを観ている感じで。
「なんでこんなときにそれ言うかな~」
「あーそれは今絶対やっちゃダメだ…」
客観視できます。
愛なんてただの勘違い。
結婚は諦めが肝心。
男と女が理解し合うことは所詮無理な話。
そんな風にも思えるし、
愛は人生を生きている証そのもの。
結婚は小さな幸せを愛おしく感じられる場所。
男と女は凹凸だから惹かれ合うしひとつにもなれる。
そんな風にも思える…。
なんてことをマジメに考えてしまう映画でした。
観てからもうだいぶたちますが、
ワンシーン、ワンシーンがじわじわと頭の中を浸食していきます。
もうすでに映画の話なのか自分の話なのかもわからなくなってきました。
※私のウチが同じ状況というわけではありません(一応)
鑑賞後のお楽しみとして、
鑑賞済みの誰かとお酒でも呑みながら語るには最高の肴だと思います。
ただし、カップルや夫婦で観るのはリスクが高いのでご注意を。

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