2011.03.17
震災について
3月ももう半ばというのに、
今夜の冷え込みは真冬並でした。
こんな寒い中、被災者の方はもちろん、
もしかしたら、まだ救助を待っている方は
一体どんな夜を迎えているのかと思うと、
この残酷な天気が恨めしくなります。
一刻も早く被災者の皆さんが
日常を取り戻されることを願っています。
やるせない気持ちになるニュースばかりの中、
それでも前向きに動き助け合う被災者の方々や、
救助の方々の行動に心が動かされます。
大自然を前に人間は本当に小さな存在だということを思い知らされた一方で、
こんな絶望の中でも、人間は強い志を持てるということを改めて感じました。
ある被災者の見知らぬ人同士が荷物を持ち合って歩いていて、
「こんな時に知り合いかどうかは関係ない、みんなで協力しないと」と言っていたり、
また、中国の救助隊の方の話で
「人類共通の敵は天災。こんな時に助け合うのは当然。」
というような言葉が印象に残りました。
そんな言葉を発している人の後ろには
まるで戦後の焼け野原のような光景があり、
そんな映像を見ながら、
戦争や紛争が、とても馬鹿げたことに感じました。
この震災後も
助け合っていける世界が続いていけばいいと
強く思います。