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2011.03.09

橋本謙次郎散髪室

今回は、珍しく息子とのこと、書こうと思います。
よくある話かもしれませんが、
子供の髪を親が切るっての。
うちも息子の散髪は、ボクの担当です。
何でかみさんじゃないかと言うと、一言で言っていい加減だから。
一度、切りすぎちゃったことがあって
「大丈夫、カッコいいよ」とか必死にフォローしてたけど
幼心にグサッと来てしまったらしく、
それ以来、ボクにしか切らさなくなっちゃいました。
小学校低学年の頃は、そうでもなかったんだけど
最近は、ちょっと色気づいてきたのか
散髪にもうるさくなってきまして。
特に、前髪は気にしてるみたい。
でも、人の髪の毛を切るのって難しいです。
なんだかんだ言って結構ボクもアバウトなんで、
カミソリでザッと切っちゃうだけなんですけど。
でも、何となく息子に関してだけは、
ボクの常連客なんで、この辺はこのぐらいだな、って
触りながら感覚がつかめてきたように思います。
切りながら前に話したことがあって、
「こうやって切ってもらってるお前がうらやましいと思うよ」
「何で?」
「お父さんが子供の頃は、近所の散髪屋さんに行ってたんだけど
 決まって、前髪キレーイにキッチリそろえられておかっぱさん
 やったからな」
「・・・ありえんし・・・」
自分たちが子供の頃ってそーじゃなかったですか?
何で、みんなあんなに「おかっぱ」が多かったのか・・・
あの、丸みを帯びながらキチーンとそろった前髪がイヤでイヤで
あとで、自分でチョキチョキやってたなぁ、と
息子の髪切りながら、思い出して懐かしんだりして・・・
「よしっ!完了!どやっ?」
「ん?う~ん・・・」(ちょっと満足げ)
何やのん!その素っ気ない反応は・・・
「おかっぱ」にされんだけありがたく思え!と心でつぶやきながら
今回も、何とか息子の散髪、終了です。
でも、こいつ、せっかくカッコ良くしたっても、
必ず朝寝グセでどっか立てたまんま
学校行くんやよね・・・
俺の小学生の頃と一緒ねんけど・・・
・・・あ、今でもか・・・・

Author : hashimoto

2011.03.02

父と娘で過ごす夜

ここんとこ、すっかり娘ネタが続いておりまして、
ま、そんなに深い意味も無いんですけど…
ただ、ネタ探しをしようと漠然と1週間振り返る中で、
ついつい、(微妙なお年頃の娘を持つ)父親の目線で
ものを見てる自分に気づくことが
ここんとこは、多いようです。
週末、かみさんは夜勤で、息子は学童行事で一泊旅行、という
我が家にとっては、珍しいケースの日があって、
父と娘で過ごす夜(なんかやーらしいな、この言い方)でした。
夕食に向かう車の中、娘の方から
「シャッ、シャッ」と、聞き慣れない音がするので
「何しとる?」と聞くと、
「爪、磨いとる」
「・・・」
・・・ほほ~ん、ついにそんなことまでするようになったか…
「ったく、色気づきやがって…」
・・・ニンマリ顔の娘。
「そんなことばっかしとったら、お前、寝とるうちに爪切るぞっ」
「そんなことしたら、うち学校にもどこにも行かんし!」
・・・あららら、そーきますか… いつから親脅すようになったん?
ったく…爪は磨くは、知らんうちに美容院で髪切ってるわ、どうやら手足の毛も
剃ってたりしはじめてるらしいとか…どうなっとるん??
これも、すべて「オ・ト・シ・ゴ・ロ」という父親にとっては
恐怖の5文字のせいなんでしょうか?
あー、コワイコワイ。
「お前、なんや、やっぱあれ、桐谷美玲とかみたいになりたいとか思うの?」
「・・・・」
「お父さんは、桐谷美玲よりも…そやなぁ、やっぱ
『てっぱん』の女の子みたいになってほしいなぁ、とか思うんやけど」
「えぇーーーーっ?! あり得んし…」
・・・あり得んて、そんなお前、全面否定せんだかっていいやん…この父のかすかな願いを…
と、まぁ、こんな感じで、
またまた父と年頃娘の一幕があった
貴重な二人の夜でした。
・・・ちょっと悲しい…、明日また『てっぱん』観て涙しよ…

Author : hashimoto

2011.02.23

バビ語

先日、テレビでティーンのカリスマ(らしい)桐谷美玲 が
今のティーンの間で「バビ語」なるものが使われている、
と話してた。
何じゃそりゃ?って感じで観てたら
言葉の間間に「バビブベボ」をはさんでいく、
(ア行→ば イ行→び ウ行→ぶ エ行→べ オ行→ボ をつけて話す)
という奇妙なものだった。
 例)おはようございます→おぼはばよぼうぶごぼざばいびまばすぶ
どうも、聞かれたくない話とかを暗号のように話すらしい。
ますます、何じゃそりゃって感じ。
しかも、桐谷美玲 はめっちゃスラスラ日常会話を
バビ語で話すもんだから、まさに奇々怪々!
沖縄の方言を聞いてるみたいな、カルチャーショックでした。
※ご丁寧にバビ語に変換してくれる
「バビ語コンバーター」なるものがありました。 
http://zen.s11.xrea.com/pc1/BABI02.HTM
ちなみに、ウチの娘にも聞いてみた。
「お前、バビ語、使ったりするん?…」
「使ってないよ…」
ちょっと、ホッとした…。
でも、桐谷美玲はさすがに人気らしく、
「美玲さん」って呼ばれてるらしい。
(いかん、完全に時代についていけてないオッさんみたいや…)
ナント、娘も「美玲さんの○○○○BOOK」みたいな写真本を
2冊も持っていた。
こいつ、いつの間に…
いつの日か、父親に聞かれたくない話とかを
わけの分からん「○○語」みたいなので、
話されたりするんかな?
あー考えただけでも、ゾッとする。
頼むし、今のままでいてほしい…
と思ったりするは、
男親のわがままなんでしょうかねぇ…

Author : hashimoto

2011.02.16

2.14 《橋本篇》

小学校の高学年位から、娘がバレンタインに
「友チョコ」を交換するようになった。
僕らの時代では、そんなの信じられないことだったけど
今では当たり前らしい。
で、昨年ぐらいからチョコを手作りするようになって
彼女にとっては、前日とかは大仕事だったりする。
そんな娘を横目で見ながら、
気にしてないようで気になったりするのが
「俺、もらえるんかな?…」ってこと。
たぶん、年頃の娘を持つ父親なら、そう思うに違いない、
と思ったりするんですが、そんなことないですかね?
あいにく、この連休は、仕事してたりしたんで、
そんなに娘との接触は少なかったんだけど、
前日の日曜日、仕事から帰ったら、キッチンが娘のチョコ作りの
追い込み作業でムタムタになってた。
と、傍らに「あげる人リスト」なるものが置いてあって、
たぶん友達であろう子たちの愛称が書いてあった。
この中に「男子」はいないであろうことを祈りつつ、見てると
さすがに「お父さん」とも書いてない。
ま、そーやろね… フツー書かんわな… と、
自分を慰めながら、見てみない振りをした。
そーいえば、昨年のバレンタインは
友チョコの失敗作の崩れたカケラみたいなのを
「これ、お父さんの。」ってもらったなぁ…
ちょっと、複雑な感じだったのを覚えている。
夜、家族でおフロに行こうってことになって、
家を出る時に、娘から指摘があって、
「お父さん、事務所側のカギかけた?」
「あぁ、どうやったかな…、晴、見てみて。」
「閉まってないしィ~、ったく!」
ってなやり取りがあった後、
「も~、今度こんなことやったら来年からバレンタイン無いよ!」
ってグッサーーーーッとくる言葉。
(こいつ、どんどんかみさんに似てきてる…)
でも、その瞬間、心のどこかで「あ、俺もらえるんや」
とちょっとホッとして、ちょっとうれしかったりして。
なんか違う意味の「おのろけ」みたいになってきたけど…
家に戻ってからも彼女の追い込み作業は続き、
もう11時近くぐらいに、
「はい、これ、あげる」
って何とか無事、娘の手作りチョコをゲットできたのでした。
ボクにとってバレンタインはここ数年、
ある意味違った緊張感で迎えることになってたりするわけです。
※まりこ、宮保奥さん、梶さん、チョコありがとね。
  
 あ、砂原も…。(笑)

Author : hashimoto

2011.02.08

ちょっと寂しい父のお話

【お詫び】
先週のブログ、完全に頭から消えてました。
申し訳ございません。
というわけで、2週間ぶりですが、今日は自分としてはちょっと寂しいお話です。
先日の娘との会話。
「お父さん、なんか臭い。」
「たばこ?おなら?なんかいろんなもんが混じっとる~。」
「ん?うそ~、そんなことないでしょ…」
あぁ~…、ついに来たか…
娘に「お父さん臭い」扱いされる日が…
これって、世間一般に言われる、あの「加齢臭」ってやつ?
オーマイガー!!
まぁ、確かに40は過ぎましたけど、タバコも吸ってますけど、
家じゃ屁だってしてますけど…
でもでも、「そんなはずはない!」と頭の中で
激しい抵抗を繰り返したりなんかして。
かなり気にしつつ、かみさんにも聞いてみた。
「晴に臭いって言われてん。どう思うけ?」
「あ、それ、加齢臭って、前も言ったよね。」(あっさり)
ガーン!!…
何て思いやりのかけらもない言葉…
これが15年連れ添ってきたヤツの言う言葉か、と
(少々大袈裟ですけど)さらにWショック!!
かなりハートブレイクになりつつも、
気にしないふりを装い、リビングでゴロ寝してたら
娘が「そうや!」と何を思い立ったか、と思うと
自分の部屋に行って、戻ってきたその手には
なんと「ファブリーズ」が!…
これって、CMのまんまやん、と思いながら
無惨にも娘にファブリーズをかけられた私でした。
全国の40オーバーのお父さんたち!!
娘の「臭いモン」扱いなんかに、そして加齢臭なんかに、
負けずに強く生きて行きましょう!
でも、やっぱり… ちょっと…寂しい…

Author : hashimoto