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2016.05.25

答えのない書評

こんにちは。
探しものが見つからない西垣です。
さて、記念すべき2度目のブログ更新。
今回は最近読んだ、ある旅行記について書きたいと思います。
突然ですが、皆さんは「バウル」をご存知でしょうか?
ネットなどには下記のように書かれています。
バウル、それはバングラデシュとインドの
西ベンガルの農村部に暮らす吟遊詩人。
彼らの歌はユネスコの無形文化財として指定されている他、
宗教色の強い国にいながら、いかなる宗教やカースト制にも属さない。
…なんじゃそりゃ?って、感じですよね。
ぼくが読んだ「バウルを探して(川本有緒 著)」では、
まさにその名の通り、バウルとは何者なのかを
著者が探し求めていくのですが、
この本、読めば読むほど、謎が深まっていきます。
はじめは、“歌を歌う人”だと思われていたバウルが、
途中からバウルとは哲学である、と変わり、
最終的には、自分の内面への旅、
仏教でいうところの悟りがバウルなのかもしれないということに…。
いろんな疑問を持ちながらなんとか読み終えたのですが、
結論から言うと、ぼくはまだ答えを探しているということです。
ぜひこのモヤモヤ(ぼくの理解力がないだけですが…)を皆さんに味わってほしいので、
ご興味のある方はぜひ。
ちなみに著者の他作品に「パリでメシを食う」があるのですが、
こちらはとてもおすすめしたい一冊です。
ではでは、今回はこのへんで。
西垣でした。

Author : nishigaki

2016.02.04

ご挨拶

こんにちは。コピーライターの西垣です。
ワザナカの仲間に加わってから、
2ヶ月ちょっとが過ぎました。
金沢に来る前は北陸特有の曇天に
少々身構えたものですが、
意外に気持ちも沈むこともなく、
金沢ライフを満喫しています。
とはいえ、最初は知り合いもいない状態だったので
休日の過ごし方といえば、部屋で映画を観ているか、
誰かと会話をしたいがためだけに
無駄にお店に入ったりしていました(助走期間と呼んでいます)。
そんなぼくにも、
友達ができました(片手で数えられます)。
なじみの店もできました(片手で数えられます)。
あだ名もつけられました(ガッキーと呼ばれています)。
ありがたい限りです。
徐々にではありますが、
自分という存在が浸透していくと
生活にハリがでてきますね。
今後どこかで出会うであろうすべての皆さまへ。
ひとまず、この場を借りてご挨拶させてください。
西垣強司と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

Author : nishigaki