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2015.10.16

【おすすめ漫画 vol.9】キングダム

なにかとバタバタしてます、センダマンです。
もうすぐ冬ですね、こんにちわ。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
9回目の今回は『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の
『キングダム』です。
コンビニに立ち読みしてる時に、この漫画が存在していることは知っていました。
が、読み飛ばしてしまっていたのは、絵が濃い!三国志よく分からん!という理由から。
なんてもったいないことをしていたのかと今更ながら後悔です。
こんなに血を沸き立たせる漫画だったとは!
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と
後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。
via Wikipedia
片田舎の戦争孤児の主人公が強い敵を倒していき、どんどん強くなるという、
少年漫画の王道ストーリー。
その構造はワンピースに通じるものも感じます。(尾田さんも帯にコメント寄せてる)
やはりそんな王道ストーリーの中でも、ここまで読者を引きつけているのは、
もちろん友情、絆、熱い戦闘シーンもありますが、
その天下を統一するというダイナミックな野望と、
それを実現するための緻密な戦略が、事細かに描かれているからではないかと思います。
天下統一を目論む「秦」。それを阻もうとする国々。
そこを外交力を使って、同盟を組んだり、賄賂なので買収したり、
あの手この手で自分の野望を実現しようとする。
なんて血生臭く、ドロドロの策略!
がしかし、そういった何手も先を読みまくった攻防が、
歴史を作り、人を大きくしていく。
ほんと野望って大切だな〜と実感しました。
とりあえず野望を持つという野望を抱きました。
「信」と秦国・第31代目の王「政」の約束と絆とは。
争乱の世を生き抜き、天下の大将軍になれるのか。
おすすすめです。
↓アニメもやってたみたいです。

Author : senda

2015.08.20

【おすすめ漫画 vol.8】レベルE

朝に筋トレはじめました、センダマンです。
だいぶ涼しくなりましたね、こんにちわ。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
8回目の今回は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1995年から1997年まで連載された、
『レベルE』です。
作者の冨樫義博先生は「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」も描かれています。
「幽☆遊☆白書」のこともいずれ紹介したいのですが、
今回はレベルEを紹介します。
なんとなく説明すると、
高校進学に伴って山形で一人暮らしを始めることになった筒井雪隆は、
引っ越したその日に自分の部屋で勝手に生活している“記憶喪失の宇宙人”に出会う。
追い出そうとするが、上手く言いくるめられ、同居させられる。
宇宙人研究機関、宇宙人のことを王子と呼ぶ護衛達、好戦的な宇宙戦闘民族が次々に現れ、
事態は緊迫の様相を呈していくそんな時、“記憶喪失の宇宙人”はショッピングを楽しんでいた。
参照 Wikipedia
これだけ読むと何のこっちゃって感じですが、
富樫先生特有の緻密な設定と画力で描かれたオカルト的なSF漫画で、
なかなかハラハラドキドキしながら読み進めると、
最後らへんで “なんじゃそりゃ!”と突っ込みたくなる脱力感が魅力。
オムニバス形式なので、サクサク読めて、尚かつ読み応えもある。
時々フッと無性に読みたくなるそんな中毒性がある漫画です。
はたしてドグラ星からやってきた宇宙人の真の目的とは。
おすすめです。

Author : senda

2015.07.22

【おすすめ漫画 vol.7】刻刻

台湾大好き、センダマンです。
夏ですね、こんにちわ。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
7回目の今回は『増刊モーニング2』(講談社)で2008年から2014年まで不定期連載された、
『刻刻(こっこく)』です。
最近読んだ漫画の中で、ダントツの面白さ。
ストーリーの緻密さと、その設定の絶妙なバランスにおもわず唸ってしまう漫画です。
ニートの父と兄、隠居の祖父、母、シングルマザーの妹と暮らす主人公の佑河樹里に、
ある日、甥と兄が幼稚園の帰路で誘拐され犯人から身代金要求の電話がかかってきた。
受け渡し時間までわずかしかなく、犯人と刺し違える覚悟で救出に向かおうと決意するが、
その時、祖父が佑河家に代々伝わるという止界術を使い、時間を止めてしまう。
人も物も止まった世界「止界(しかい)」で2人の救出に向かうが、、、
via wikipedia
時を止められる「止界術」という設定もワクワクするのですが、
なんといってもこの漫画の魅力は、
止まった世界に住む「神ノ離忍(カヌリニ)」という謎の存在です。
止界を支配し、止界を乱そうとする者を排除する存在。
リアルで緻密な描写なので、本当に身近にこんなのがいるんじゃないかと思ってしまうくらい。
怖い昔話に出てきそうな感じは、水木しげるが賛辞を送るのも納得です。
「止界術」を巡る人間たちの攻防と、「神ノ離忍」の恐怖とその秘密。
果たして樹里は2人を救うことができるのか。
おすすめです。
↓1巻から8巻まであります。
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Author : senda

2015.06.12

【おすすめ漫画 vol.6】うしおととら

主食はカレー、センダマンです。
梅雨ですね、こんにちわ。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
6回目の今回は『週刊少年サンデー』(小学館)で1990年から1996年まで連載された、
『うしおととら』です。
日本人はなんでこうも妖怪が好きなんでしょうね。
“妖怪ウォ○チ”とか“げげげの鬼○郎”とか“地獄先生ぬ○べ○”とか。
『うしおととら』もそういった妖怪ものです。
主人公の少年「蒼月潮(うしお)」が妖怪「とら」と共に、
妖怪退治の槍「獣の槍」を武器に、大妖怪「白面の者」と戦う姿を描く。
via Wikipedia
自宅の倉に封印されていた槍と妖怪と、妖怪退治の冒険に出ると、
なんとそこには自分の出生に関わる秘密と、壮大な歴史と宿命が明らかになっていくという、
なんともワクワクするストーリーです。
たくさん出てくる妖怪や、壮大なストーリーも魅力ですが、
1番の魅力は、なんといっても主人公のうしおがいいやつなんです!
嘘がつけないし、まっすぐだし、他人のために涙が流せる。
けど槍を使うときはめちゃめちゃ強い。
だから、女の子にモテる。
本人は鈍感だから気づかないけど、人間にも妖怪にもモテるんです。
そこで、うしおを好きな女性キャラクターを紹介します。
1人目、中村麻子さん
うしおの幼なじみで、元気いっぱい体育会系女子。姉御肌。
あさこ
2人目、井上真由子さん
こちらも、うしおの幼なじみで、おしとやかだけど芯は強い。キレイ。
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3人目、羽生礼子さん
うしおの同級生で、死んで鬼となった父からうしおに解放してもらった人。美人。
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4人目、桧山勇さん
うしおが北海道に行くために乗った飛行機にいた女の子。
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5人目、鷹取小夜さん
遠野に住む少女。あの世との交信ができるという「白い髪の女」の一族。
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個人的に好きな妖怪かまいたちの、かがりさん。
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壮大なストーリーにワクワクしつつ、
かわいいキャラクターを見ながら、うしおに惚れるのが、
『うしおととら』の楽しみ方です。
“2体で1体の妖”と言われるほど最強の“うしおととら”の深い絆とは。
おすすめです。
↓7月3日より、新しくなってアニメ化されます。(動画は昔のもの)

Author : senda

2015.05.08

【おすすめ漫画 vol.5】ベルセルク

お腹周りが気になる、センダマンです。
新緑の季節ですね、こんにちわ。
個人的におすすめ漫画を紹介していく、このコーナー。
5回目の今回は『ヤングアニマル』(白泉社)で不定期連載している、
『ベルセルク』です。
最初にこの漫画に出会ったのは、まだ中学の頃だったでしょうか。
その内容の濃さと過激さに、若干トラウマになったのを思い出します。
ストーリーをざっくり説明すると、
中世ヨーロッパを下地にした「剣と魔法の世界」を舞台に、
身の丈を超える巨大な剣を携えた剣士ガッツの復讐の旅を描いたダーク・ファンタジー。
via Wikipedia
ベルセルクの大筋は大まかに3つに分けられるのですが、
1.ガッツの生い立ちから鷹の団、グリフィスとの出会いと裏切り「黄金時代編」。
2.ガッツがグリフィスへの復讐のため使徒を狩っていく「断罪編」。
3.新生鷹の団とグリフィス、ガッツの新しい仲間との出会いと旅「千年帝国の鷹編」。
この中でも、とりわけ人気が高いのが、
ガッツとグリフィスの出会いから別れを描く黄金時代編です。
テレビアニメシリーズや劇場版3部作もこの時代をメインに描いています。
育ての父を殺し、傭兵として殺伐とした戦場で生きていたガッツ、
そこで出会ったのが、広く名の知れた傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィス。
決闘に負けたガッツは、鷹の団の一員として剣を振り、
戦場の中であっても笑え合える仲間たちの中に、
今までに味わったことのない「温かさ」を感じ始めます。
しかし、遥か高みを目指すグリフィスと真の友となるため、自分自身のために剣を振るため、
グリフィスとの決闘に勝利し自ら鷹の団を去るのですが、、、、
まぁいろいろ言いたいことがあるのですが、全然まとめられる気がしないので、
あとは実際に読んでみてください。
ガッツとキャスカのくだりと「蝕」が印象的です。
きっと暗くなるでしょうけど。
すべては、因果の流れの中に。三浦先生が完結してくださることを願って。
おすすめです。
↓『ベルセルク・サーガプロジェクト』として映画化されました!

Author : senda