2010.10.30
物を作るのは大変です。。。
最近、職場の人と洗濯の話をしました。
僕は実家暮らしなので、
よく洗濯するわけではありませんし、
洗濯が好きなわけではありませんが、
自分の着る下着以外のものは自分で洗濯します。
僕の洗濯は服に傷がつかないように、
すべて手洗いで、ものによっては水洗いしかしません。
脱水は洗濯機でやりますが、服の生地の表に傷がつかないよう
全部裏返しにして洗濯機に入れます。
シャツは他のものと比べて、ばらけているため脱水のときに
他の服と絡まないようボタンをある程度とめて
洗濯機に入れて脱水します。
同じくパンツは足2本分ばらけているため、
絡みやすそうなんで、1枚づつ脱水します。
乾燥機は使いません。
そして、なるべく洗濯する回数は少なくしてダメージを与えないようにします。
学生時代から服に関わる事が多くて、
繊維の会社にいたのが長かったこともあってか、
いつからかこんな洗濯をするようになりました。。。。
学生時代に嫌になるほど、服をつくらされたので
服をつくることがどれだけ大変か、それが1本の糸を布にして
服ができるまでのことを考えるとゾッとします。
そんなことを考えると自分が一度気に入った服は
なるべく長く着れるようにいろいろと気をつかっちゃいます。
でも、そんな大変苦労してできた服も
今では、ある程度のクオリティーのものが
かなり安い値段で手に入ります。
そんな安い店に行くとつくづく考えさせられます。
たくさんの人が関わって、長い時間をかけてできたものが
安い値段で売られているのは、うれしいような悲しいような。。
なんだか当たり前のようにいいものが安く手に入る時代に
考えさせられます。
今は広告の仕事をしていますが、
ポスターやチラシもたくさんの人が長い時間をかけて作っています。
特に最近はいろいろなお仕事や撮影に関わらせていただいているので、
あらためて大変さを感じます。
今の仕事をする前までは当たり前のように
いろいろな場所でみていた広告ですが、
あらためて大変さを知ると
広告に関わらせていただいてる僕だけでも
当たり前のように感じるのではなく
少しでも大切に感じなきゃいけないなと思いました。