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2011.09.14

満月

$www.wazanaka.jp
どんなに明るくみえたって
月も人も裏側まではみえねんだなあ
みつを
じゃなくて
みやぼ

Author : miyabo

2011.08.23

アンハッピーエンド

皆様こんにちは、みやぼです。
ワザナカ恒例ランチタイムの雑談、
今日のテーマは「エンディングに救いのない映画」でした。
そういうの嫌いじゃない砂原・宮保組と
ハッピーエンド至上主義のジャポン・スー組に
なんとなく、別れつつ。
(いや、もちろん僕もハッピーエンド好きですけどね)
「ミスト」とか「ダンサーインザダーク」とか
「ノーマンズランド」とか「ドッグヴィル」とか
まあいろいろな作品が話題にのぼっていました。
(繰り返しですけど僕はその手のお話が嫌いじゃないので
まだ知らぬいい作品があったら教えてください。
次は何かと話題の「息もできない」DVDを見る予定です)
で、
救いのなさランキングの第1位は何かと聞かれて
その時はとっさに答えられなかったんですが、
そのあと仕事に戻ってから
いちばん思い出したくなかったやつを思い出してしまいました。
映画じゃなくて小説ですが、
ジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」という作品です。
これは、そっち方面の方々には有名な作品らしいので
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが。
初めて読んだ時は(それ以来触ってもいないけど)
読後しばらく陰鬱な気分が続きました。
作中人物に感情移入するのはよくあることですが
架空の人物に対して罪悪感を感じたのはたぶんこの作品だけです。
つまらなかったというのとは別の意味で、読まなきゃよかった。
今日も久しぶりに思い出してちょっとヘコみました。
こんなことを書いていると
却ってオススメしているみたいですが
実は本気でオススメしてないです。
だってコレ書いてる今だって、気分悪いですもん。

Author : miyabo

2011.08.02

今週、TCCリレーコラムを担当します。

皆様こんにちは。
ワザナカブログをこれでもかと
すっぽかしまくりのみやぼです。
あろうことか、そんな僕に
TCCリレーコラムのバトンが
回ってきてしまいました。
(リレーコラムはTCCのWebサイトにある
会員が持ち回りで書くコラムです。)
今週の月~金まで担当します。
(たぶん)全5回で駄文を綴ります。
たいしたことは書けませんが
お時間があればどうぞご覧ください。
http://www.tcc.gr.jp/index_main.html
しかし書くにあたっての重圧がすごいです、このコラム…。

Author : miyabo

2011.06.28

「TCC広告賞展2011」、今週末までです。

皆様こんにちは、みやぼです。
汐留のアドミュージアム東京で開催されている
「TCC広告賞展2011」、今週末の7/3までです。
…とか言いながら、僕もまだ行けてないのですが
自分の名前、関わった仕事が展示されるなんてことは
滅多にないことなので、ぜひ行きたいと思っています。
すべりこみで、この週末にはなんとか…。なんとか…。
皆さんも機会があればぜひ行ってみてください。
そして、もしこの週末に僕が行けなかったときには
どんな展示だったのか、どうか教えてください。…。

Author : miyabo

2011.06.07

秋山晶さんにお会いしました。

皆様こんにちは、みやぼです。
5月27日、TOCC(富山コピーライターズクラブ)
30周年記念事業として行われた、
秋山晶さんの講演会に行ってきました。
秋山さんがいらっしゃると知ってから数ヶ月、
なんだかずっと緊張してました。
まさかお会いする機会がくるとは…。
(僕の元同僚なら、アイドルの写真を部屋に貼る
中学生みたいに、僕がデスクに秋山さんの写真を
ずっと貼っていたのを知っていると思う)
講演会は、とても印象的な言葉から始まりました。
「今日は講演というより講義だと思ってください。
みんな大学2年生の気持ちに戻って、僕の講義を聴いてください。
大学の2年生はすばらしい時期だ。世界が輝いていた」
(すみません、録音起こしたワケではないので
言葉づかいは違っていると思います。
しかも僕は、目の前に秋山さんがいらっしゃることに
終始浮足立っていたので、記憶があいまいなところも多く…。)
それからの「講義」は、
19歳に戻った僕の胸に染みわたる言葉に溢れていました。
ひとつひとつを挙げるときりがないので、
特に僕の印象に残った言葉を。
「クリエイターにとって大切なのは孤独であること。
孤独は、こんこんと湧き出る泉のようなものである。
制作者は自分で穴を掘り、ひとりその中に入って
丸い小さな空だけを見上げ、周りを見ることなく
自分の心と向きあわなければいけない。
穴を出てしまえば広い世界が見えるが、
その時、クリエイターとしてのピークを迎えてしまう。
しかもその穴は、粘土質ではなく砂でできている。
砂の壁はいつも崩れ、自分のいる穴を埋めていく。
いつまで自分の穴の中にいられるか、
自分の声に耳を傾けていられるかが
クリエイティブの本質であると思う。」
…ああ、秋山さんは本当に秋山さんなんだなあ、と思いました。
正直、当日まで、自分が憧れすぎていて実際にお会いしたら
がっかりしたりするのかもしれないと心の片隅で思っていましたが
そんなことは、まったくありませんでした。
講義のいちばん最後の数分間は、
その場にいたクリエイターへのエールだったと思います。
僕は泣きそうでしたし、実際泣いている人もいたようです。
コピーライターになってよかったなあと思いました。
もっとコピーライターになりたいなあと思えました。
いろいろな講演を聞いて、勉強になること、
モチベーションがあがることは多々ありますが
今回みたいな気持ちになったことはありません。
秋山さん、すばらしいお話をありがとうございました。
そしてTOCCの30年の歴史を支えてこられた先輩がた、
このすばらしい機会をありがとうございました。
(TOCCの新会員になりました。今度ともよろしくお願いします。)
さて、僕にとって一生忘れられないだろう秋山さんとの時間は
講演会後の食事会、翌日のTOCC賞審査会へと続くのですが、
それはまた機会をあらためて書こうと思います。

Author : miyabo